地球上の金は、これまでに約18万トン採掘されています。この量は、オリンピック公式競技用プールの約3.8杯分に相当します。一方、地中には約5万トンの金が埋蔵されていると考えられています。競技用プールに換算すると約1杯分しかありません。現在の採掘ペースは年間約3,000トンであり、このままのペースで採掘が続けられれば、約10数年後には金が枯渇すると予想されます。

かつてマルコ・ポーロは日本を訪れ、「黄金の国ジパング」と言われ金鉱山が次々と発掘されてきました。日本国内でも有名な佐渡金山をはじめ甲州金山など各地に金鉱山が存在しましたが、明治以降になるとほとんどの金山は資源が枯渇し、現在では鹿児島の菱刈鉱山のみで金が産出されています。ただし、金の埋蔵量は地中に残されている金の総量だけでなく、現在の技術や経済状況に応じて掘り出せる量を指します。深海に眠る金鉱脈では、伊豆諸島・青ヶ島沖の深海で高濃度の金を含んだ熱水が噴き出していることが明らかになりました。深海で金を取るメカニズムの解明と回収技術の開発が進んでいます。採掘が進むにつれて、より困難な場所から金を採掘する必要が生じるため、採掘コストが上昇する傾向にあります。 また、金の供給にはリサイクルが重要な役割を果たしています。

金は高い耐久性を持ち、リサイクルによって再利用されることが多いため、採掘に頼らずに供給が行われています。金がなくなるというよりも、将来的には金の採掘がより困難になり、採掘コストが上昇することが予測されます。また、需要の増加や採掘技術の進歩によって、金の価格も変動する可能性があります。

弊社はその希少性ある素材を使い1本1本手作業でリング製作しています。マリッジリング、ペアリング、パートナーリング、記念日リングとご希望に合わせオリジナルリングつくれます。鍛造製法のリングは指通り滑らかな指輪になります。

金はどこにあるの
金やプラチナの重さ
ハンドメイドのこだわり