世界各国の金保有量ランキング上位
- アメリカ:8,133.46トン
- ドイツ:3,352.65トン
- IMF:2,814.04トン
- イタリア:2,451.84トン
- フランス:2,436.81トン
- ロシア:2,329.63トン
- 中国:2,092.31トン
- スイス:1,040.00トン
- 日本:845.97トン
- インド:796.50トン
2023年5月末時点での世界各国の金保有量ランキング上位の一覧です。
データ:WGC
日本の金保有量は先進国の中では際立って低い数値です。
戦後の復興で得た利益で日本は米国際を買い続けました。同じ戦後ゼロから出発したドイツは金を買い、今や日本の約4倍と言う差が出てしまいました。
金は国債・通貨を保有する代わりであり、外貨準備の金は為替介入や対外債務返済のための資金になります。従来は米ドルに変え米国債を保有し運用していましたが米ドル米国債も地に落ち信用力も無くなってきました。世界各国、特に新興国は通貨の代わりに金を保有し外貨準備に充てようと考えています。日本は、米国債を売るに売れず、外貨準備として金を買いたくても買えない状況ではないかと懸念されています。
肝心の日本の保有している金はどこにあるのでしょう?
公式には、米国ケンタッキー州のフォート・ノックス陸軍基地という場所に、預かられていることになっています。本当にあるのか既に使われてないのではないかと懸念されています。ドイツは金の返還手続きを行っており相当数変換されたのではないかと言われています。
日本の保有している金は本当にあるのでしょうか?
いつまでも敗戦国のままで米国債を買い、虎の子の金もアメリカに保管されていては紙上の財産ではないでしょうか。金を返還して国内に保管するべきだと思います。いま改めてロシアの侵攻、イスラエル紛争、中国の台頭、混とんとした世の中だからだこそ自国の財産は守るべきではないでしょうか。