金やプラチナの指輪は一般的に堅牢で耐久性があり、高級感を演出する素材です。重さがある指輪は、その存在感や品質感をより際立たせることができます。また、重い指輪は手に装着した際にしっかりとした感触を与え、存在感を高めることができるでしょう。金やプラチナは際立って比重が高く、物質の中では最も比重があり重い物質です。

純金の比重は19.3 K18の比重は15.22 純プラチナの比重は21.4 Pt900の比重は19.87です。皆様が重いものとして思い出されるのは鉄ですがわずか7.8の比重です。同じ1立方センチメートル(角砂糖の大きさ位)で鉄は7.8g、金は何と19.3gあるのです。2.47倍も違いがあります。

金やプラチナの指輪をつける場合なるべく軽く着けていて気にならないほうが良いなどと間違えた情報の方がおられますが、むしろ重い方が指に対して装着感があり、小さくても比重があるので指にしっくりと馴染む感覚が生まれます。

指輪は着けていて指と一体化して着けている方が心地良いくらいにならなければなりません。これを馴染むと言います。金プラチナの特徴である永遠の耐久性と重厚な存在感を際立だたせるのは比重です。この特性をいかした使い方が最も良いのではないかと思います。太古の時代より出土される金の指輪はぺらぺらの軽いものはありません。指輪の重さは個人の好みによって異なるため、最終的な選択は好みと快適さに依存します。いくつかの中での選択には極力重さのある方が指にしっくり馴染み一体感を感じます。

弊社の鍛造リングはサイズによって重さを計算して決めています。重さをつければ価格も上昇になるのでバランス取れた重さをつけています。
甲丸リング、平打ちリング、月甲リングは1号~6号、7号~20号、21号~25号、26号~30号、31号~35号。
印台リングは10号~15号、10号~20号、13号~20号、13号~23号、15号~24号、15号~25号、15号~30号、20号~30号、31号~35号。


上記のように区分してバランスよく製作。リングの内側も抜きなく、リングの下になる部分(手のひら部分)もしっかり計算。
その他、ご希望で基本となる指輪に重さを増して厚みをしっかりとった指輪も製作出来ます。