耳たぶにあなをあけて使用するのをピアス。ネジ、クリップで留めるのをイヤリングと一般的に呼ばれています。正確にはいえばピアスはピアス・イヤリングと呼ばれイヤリングの一種になります。もともとイヤリングはピアスから始まっています。古代文明の発祥地メソポタミアのシュメール人たちは、華麗で精巧な金細工の技術を持っていたそうです。古代エジプトにも引き継がれ西アジアから来た女性たちは耳に大きな穴をあけ巨大なイヤリングをしていたとの話が残っているそうです。エジプト人はあまり好きでなかったらしく、ネックレスのようには普及しなかったようです。しかし、女奴隷、踊り子は唯一のジュエリーとして身に着けていたようです。いつごろからクリップやネジのイヤリングが登場したのでしょうか。それは17世紀に入ってからだそうです。しばらく耳に穴をあけない時代が続き、19世紀後半になって又、ピアスをする女性たちが出てきたといわれています。クリップ、ネジのイヤリングは300年の歴史があるといわれていますがピアスは数万年の歴史があるといわれています。

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