梵字一文字で守り本尊を表し良き方向へ導き様様な功徳あると言われています。その梵字リングをリングにレーザー彫金。ご自分の干支、次にご自分の目的とするもの、生き方、ご信心で探されるご利益のある梵字を主だった中から如来、菩薩、明王、天部の梵字をリングに刻みます。守り本尊とされる十二支の梵字もございます。

干支の守護


子(ね)年 キリーク
千手観音菩薩(せんじゅかんのんぼさつ)
千本の手がありその手の掌には目が付いています。手は多くの人々に救済の手を差し伸べ、目は人々を教え導く知をあらわすとされています。
ご利益
災難、延命、病気治癒などあらゆる現世利益にご利益があり、難産や夫婦円満、恋愛成就にも功徳があるとされています。また子年の守り本尊です。子年に生まれた人々の開運、厄除け、祈願成就を助けるといわれています。


丑(うし)・寅(とら)年 タラーク
虚空蔵菩薩(こくうぞうぼさつ)
虚空蔵とは宇宙のような無限の知恵と慈悲が収まっている蔵(貯蔵庫)を意味し、人々の願えを叶えるために蔵から取り出して知恵や記憶力、知識を与えてくれるとされています。
ご利益
成績向上、記憶力増進、頭脳明晰、商売繁盛、技芸向上のご利益があります。また、丑・寅年の守り本尊です。丑・寅年に生まれた人々の開運、厄除け、祈願成就を助けるといわれています。


卯(う)年 マン
文殊菩薩(もんじゅぼさつ)
「三人よれば文殊の知恵」という格言があるように、知恵の神様として学業向上や合格祈願に有名な菩薩です。
ご利益
智慧明瞭、学業成就のご利益があるとされています。また、卯年の守り本尊です。卯年に生まれた人々の開運、厄除け、祈願成就を助けるといわれています。


辰(たつ)・巳(み)年 アン
普賢菩薩(ふげんぼさつ)
普賢とは「全てにわたって賢い者」という意味で、あらゆるところに現れ命ある者を救う行動力のある菩薩です。
ご利益
女性守護、修行者守護、息災延命、幸福を増やす増益のご利益があるとされています。また、辰・巳年の守り本尊です。


午(うま)年 サク
勢至菩薩(せいしぼさつ)
智慧の光ですべてのものを照らし、人々を迷いや苦しみから救うとされています。
ご利益
智慧明瞭、家内安全、除災招福のご利益があるとされています。午年の人々を守る守護本尊であり、午年に生まれた人々の開運、厄除け、祈願成就を助けるともいわれています。


未(ひつじ)・申(さる)年 バン
大日如来(だいにちにょらい)
大日とは「大いなる日輪」という意味です。太陽を司る毘盧舎那如来がさらに進化した仏です。密教では大日如来は宇宙の真理を現し、宇宙そのものを指します。また、すべての命あるものは大日如来から生まれたとされ、釈迦如来も含めて他の仏は大日如来の化身と考えられています。
ご利益
現世安穏、所願成就。また、未・申年生まれ守り本尊です。


酉(とり)年 カーン
不動明王(ふどうみょうおう)
語源は「動かない守護者」を意味し、インド神話のシヴァ神の別名です。シヴァは暴風雨の威力を神格化したもので、破壊的な災害を起こす半面、雨によって植物を育てます。その破壊と恵みの相反する面は不動明王にも受け継がれているのです。不動明王は仏法の障害となるものに対しては怒りを持って屈服させますが、仏道に入った修行者には常に守護をして見守ります。
ご利益
除災招福、戦勝、悪魔退散、修行者守護、厄除災難、国家安泰、現世利益のご利益があるとされる。また、酉年生まれ守り本尊です。酉年に生まれた人々の開運、厄除け、祈願成就を助けるといわれています。


戌(いぬ)・亥(い)年 キリーク
阿弥陀如来(あみだにょらい)
無限の寿命を持つことから無量寿如来ともいいます。限りない光(智慧)と限りない命を持って人々を救い続けるとされており、西方極楽浄土の教主です。四十八願(しじゅうはちがん)という誓いを立て、その中には「南無阿弥陀仏」と唱えたあらゆる人々を必ず極楽浄土へ導くとあり、広く民衆から信仰されました。ちなみに他力本願も四十八願の誓いから来ており、本来は阿弥陀様にすがって極楽に行こうという意味です。
ご利益
極楽往生、現世安穏のご利益があります。また、戌・亥年生まれ守り本尊です。

干支以外おすすめ梵字文字


ベイ 薬師如来(やくしにょらい)
病気を治して衣食住を満たすという「十二の大願」を立て、生きている間に願いを叶えてくれます。阿弥陀如来のように死んだ後にやすらぎを与えるのではなく、現世にやすらぎを与えてくれるのが特徴です。昔の作例はとくに病気平癒を願ったものが多数存在します。
ご利益
病気治癒(特に目病)、健康長寿、災難除去、安産祈願、現世利益。


イ 帝釈天(たいしゃくてん)
もとは古代インド神話の英雄神・インドラです。天空を駆け抜け、「インドラの矢」と呼ばれる雷で凶暴な魔神達と戦いました。仏教に取り入れられると戦いの神という認識は薄くなり、慈悲深く柔和な性格に変わっています。梵天と並ぶ仏教の二大護法神となり、仏教世界の中央にそびえる須弥山(しゅみせん)の頂きから命あるもの全てを見守っているのです。大日如来を本仏とする密教では十二天の1人であり、千手観音の眷属である二十八部衆の1人でもあります。
ご利益
戦勝祈願、国家安泰の高徳があり、災難から守られ立身出世や蓄財が出来るとされています。


ソ 弁財天(べんざいんてん)
インド神話では河川の女神・サラスヴァティーといわれ、水と豊穣の神として崇拝されています。ヒンドゥー教ではブラフマー(梵天)の妃とされています。河のせせらぎが奏でる音色から音楽の女神といわれ、そこから広く技芸・文芸などの才能をもたらす神となりました。そのため以前は「弁才天」と書かれていましたが、「才」が「財」変わり福徳財宝を授ける神としても信仰され七福神の1人としても祀られています。
ご利益
福徳・諸芸能上達、弁才、記憶力向上、財宝を与えるとされています。


ダ 荼枳尼天(だきにてん)
古代インドでのダーキニーという、人の死期を6ヶ月前から予知し人肉を食べる女夜叉が前身とされています。最初は豊穣を司る女神でしたが、性や愛欲を司る神となりそして夜叉へと変わっていきました。仏教に取り入れられてからは大日如来の説法を受けて善神となり、臨終を待って死者の心臓のみ食べることを許されました。日本では荼枳尼天が乗る霊孤を日本古来の神・稲荷神の使いの狐と結びつけ、稲荷神と同一視されるようになりました。そのことから開運出世、商売繁盛、福財をもたらす神様として人気を集め信仰が広まっていったといいます。また人の魂を食う代わりに欲望を叶えるといわれ、相手に災いが及ぶように祈祷する呪詛修法に利用されました。織田信長や徳川家康は天下統一のために荼枳尼天を信仰したされています。ちなみに、関東周辺に稲荷神社が多いのは、徳川家康が天下平定の恩に報いる為に江戸の周辺に多くの稲荷神社を寄進したためだといわれています。
ご利益
開運出世、商売繁盛、福財をもたらすといわれています。


マ 大黒天(だいこくてん)
もとはヒンドゥー教の破壊神シヴァの化身で、破壊と戦闘を司る神マハーカーラが前身とされています。そのため、初期の大黒天は大日如来の命で荼枳尼天(だきにてん)を降伏させるなど戦闘色の強い神であり、大黒天に祈ると必ず戦いに勝つといわれました。日本では「だいこく」が日本神話の祭神・大国主命(おおくにぬしのみこと)と通じることから習合されるようになりました。五穀豊穣と財福の神として独自に発展し、七福神の1人に数えられるようになったといわれています。
ご利益
財福、福徳を与えるとされています。

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