純金の指輪に彫金をするのは難しく、日本でも数人しか出来ないのではないかと言われています。タガネで彫り出すと鏨が食い込んでしまい、バリが立ってしまいます。熟練した彫金師、手の感触で鏨を何本も使い分けリング1周にデザイン彫り上げています。洋彫り、和彫り、ハワイアン、オリジナルデザインがあります。リングの幅によってはデザイン制限ありますがリング幅に合わせてバランスいいデザインご提案いたします。

彫金師はタガネを自身でつくります。よく切れるよう研ぎ、浅くなく、深くなく滑らせるようにタガネをつまむ指の感覚だけで彫っていきます。純金に彫金する技術これぞ伝統の匠の職人技です。

純金は非常に柔らかくジュエリーには加工性も難しく、日常使いにおける耐久性も難しいとされています。鍛造という技法(金属をハンマー等で叩いて圧力を加える事で、金属内部の空隙をつぶし、結晶を微細化し、結晶の方向を整えて強度を高める)古くから刀工が日本刀など刃物や火縄銃の銃身の製造技法として用いています。この技法で作られた24金リング。そのリング表面に手彫りされたリングはダイヤを入れたようなキラキラしたデザインとなります。又、鍛造仕上の指輪は、硬度があり、手に馴染む装着感があります。

今を楽しみ、世代を超えて受け継がれる財産として、心を魅了する逸品。1本1本丁寧に製作致します。祖母から母へ、そして私へ子へとなります。永遠の輝きを放ち続けるそれは、家族の絆と愛情を象徴し、私たちに幸福な思い出をも伝えてくれます。