金やプラチナで指輪を作る技法はいろいろあります。

弊社は一番目の鍛造製法で指輪を製作しています。鍛造・・たんぞうと読みます。
   

  1. 鍛造製法
  2. キャスト製法
  3. 線引き
  4. プレス製法

大きく分けて以上の製造方法があります。たんぞう製法は最後にご説明します。

キャスト製法とは鋳造(ちゅうぞう)で型へ流し込む枠取りです。現在のジュエリーの製造は殆どがキャスト製法になります。
良いところは大量生産が可能でロストワックスと言うロー材の型を石膏に埋め込み溶解した地金を流し込みます。ロー材は溶けてしまい指輪などの金・プラチナの製品が出き上がってます。石膏を割り、中身を出し仕上げていきます。色々のパーツを作り組み合わせて作っていくこともできます。色々のデザインも原型さえ作れば思いのままです。しかし、純金とか純プラチナには不向きです。地金そのものの硬度ですので合金にして18金やPt900など他の地金で割ることにより硬くしたり、磨きなど加工がたやすくなります。一部純金や純プラチナなどキャスト製法で出回っていますが、柔らかくすぐに曲がってしまいます。

線引きとは全ての指輪はできませんが、甲丸線などワイヤーの状態に引いてもらい指輪のサイズに合わせて長さを切って丸めロー付けして作っていきます。手軽にできるのでデザイン性のないものは多用している所も多いようです。

プレス製法とは海外では多く多用しています。日本でも鍛造たんぞう製法と間違えて混同している所があります。何トンと言うプレスで金やプラチナを占める方法で確かに硬度は上がりますが、地金に粘りや、光沢がありません。ドンとプレスを落とし締めるので密度は上がり強度は出ますが、もろさも出て、欠けたり割れたりすることがあります。

最後に鍛造製法ですが、正に日本の誇る刀鍛冶と同じ製法で何度も地金に火入れをして叩いては締め、叩いては締め、と火入れを繰り返します。1本1本時間をかけて作っていきますので、大量生産もできません。時間をかけての1本1本となります。リング表面も当社では全ての特殊の加工を行います。ヘラ掛けと言う手作業で滑らかになるまで超硬のヘラ棒で表面を潰していきます。この作業をすることにより表面の光沢と傷がつきにくい材質になります。密度も上がり、硬度も上がり、高密度ある製品を作っています。下記写真はヘラ掛け作業となります。
 

私どもの製品は全てハンドメイドで丁寧にたんぞう製法で商品を作り上げていきます。まさに本物の永遠に引き継がれる製品作りを愚直なまでに邁進しています。