純金・純プラチナ素材でリング、バングルを製作しているにあたり金の文化について考えてみました。

黄金のマスク
純金・純プラチナ

金の文化を海外に見てみると頭に浮かぶのはエジプトのツタンカーメンの黄金のマスクがあります。このマスクは打ちだしの技術としても優れています。ブルーの線はラピスラズリで、コブラの体を曲げた下の端にはトルコ石が使われています。黄金のマスクはツタンカーメン王のミイラとともに棺に納められていますがこの棺も厚さ3mmの金に覆われ金の総重量は90Kgと言われています。クレオパトラは黄金のベットに寝ていたといわれています。エジプト文明と並んでインカ文明もまた黄金の文明として知られています。ヨーロッパの中世の美術でも金が大きな役割を果たしています。金が素晴らしい展性をもたなかったらこんなに各時代の文化につかわれることがなかったといわれています。そしてそれだけ私たちから遠い存在になったはずとも言われています。西欧の中世文化は一言で言ってキリスト教文化といってよいのですが崇高さ、荘厳さを表現するのにも、金が最もふさわしかったとされています。ヨーロッパに出かけたときに有名な教会の中に入ればすぐにわかります。これでもかといわんばかりに金が使われています。2014年に書いた文章ですが、現在2019年になって世界経済が各国破綻の様相になりイギリスなど国の経済が成り立たなくなってきました。金に対する信頼度がたかまり世界的に金が不足している状況になって、金本位制の様な状態になっています。紀元前から続く金の価値観、信頼度が高く金の高騰が続いています。金の普遍性が人類を魅了するのでしょう。人類の歴史は金によって左右されているのかもしれません。金は高い熱電導率と展延性があるため現在の産業の発展には欠かせません。また身に付ける装飾品としても錆びたり酸化することがないので貴重な材質として使われて、磨くと他の金属に無い光沢を放ちます。高価な金属で美しく永遠に錆びたり変化することもなく太古の時代より永遠に愛されて使われています。

金が脚光を浴びている

純金リング
近年、金が脚光を浴びています。まさに金こそ人類最高の富と栄光の物質なのです。指輪などの装飾品を身に付けることにより太古とつながり永遠の幸せとパワーを感じとる事が出来るでしょう。世界中どこに行っても万人が金に憧れ崇拝します。中世に新大陸か次から次へと発見されたのは、各王国が黄金を求めて航海したからなのです。日本もマルコポーロの東方見聞録に黄金の国ジパングと紹介されていました。中尊寺の金色堂をみて宮殿や民家は黄金でできていると紹介されコロンブスをはじめ様々な航海士が日本を目指しました。金は人類の歴史とともに普遍で永遠です。