印台リングと言うとメンズリングのイメージがありますが、ここの所、印台リングの小指用の製作が多くあります。素材は純金にまさるものはありませんが、今現在、プラチナの相場が安く重さを増やして作る方が多くいます。プラチナ素材は純プラチナPt999よりもPt900の方が高いのはご存知でしょうか。パラジウムの相場が高騰して金の相場をしのぐ勢いになっています。Pt900のリングは10%パラジウムを使って硬度を保っています。同じ重さで作った製品にした場合、純プラチナの方が安価になっています。今は、プラチナご希望の場合はピュアな純プラチナ素材お勧めです。また純プラチナでも純金でも鍛造(たんぞう)製法で刀を作るよう火入れしてハンマーで叩いては締め叩いては締めを繰り返すことにより十分の硬度があります。

印台リングの形状は定番となる三味印台型の他に横三味印台型、横長角印台型、正角印台型、縦小判印台型、横小判型、丸印台型、六角印台型とありますが、結婚リングに選ばれたり、人差し指や中指にはめてお洒落を楽しんでいる女性の方もいます。男性の方でも女性の方でもさり気なく存在感ある製品が完成いたしました。

印面部分に【桜】を熟練職人が手彫りしています。高彫りと言う彫金手法で日本にはできる職人は他にはほとんど居ません。昔は何人もいましたが現在は伝統工芸を受け継ぐ職人は少なくなってしまいました。当社は数少ない唯一の工房です。もちろん、リングの方は鍛造製法で手作りになります。

 

写真はK18 15g(4匁)サイズ17号。印面部分は約14.5mm×約9.5mm。厚みは上の部分は約3mm。下の部分は約1.5mm。真横の腕部分は約2mmで仕上がってます。
3匁(11.25g)、5匁~100g迄、サイズに合わせてバランスよく製作します。

印面に彫金を施すのはほとんど出来るところがなく当社の独占させていただいております。
印台の両肩(腕)への彫金は印台をよりグレードアップして迫力のある印台になります。印台の両肩への彫金も当社のみのオリジナル技術です。
 

印台リングの場合、通常の指輪より厚み、幅がありますので1番~2番手上のサイズになります。平打測りで計測しますとピッタリなサイズ見つかります。
結婚リングやファッションリングの場合は甲丸測りを使い計測します。平打測りは幅が約6mm位ある測りになります。