古代インドのサンスクリット語の基礎にもなっている文字。梵字一文字で表したものを種子(しゅじ)といいます。その中で生まれ年によって決まる守護尊を表したものが守護梵字となっています。守り本尊、ご真言というのもあります。より良き方向へ導き、持つものに様々な功徳を与えるとされています。
先ずはご自分の干支から探します。子、丑、寅、卯、辰、巳、午、未、申、酉、戌、亥とあり、それぞれに守り本尊 千手観世音菩薩、虚空蔵菩薩、文殊菩薩、普賢菩薩、勢至菩薩、
大日如来、不動明王、阿弥陀如来とありご自分を守っていただき、ご利益をいただきます。

次にご自分のご信心する仏様又は健康祈願や商売繁盛、人間関係をよくしたい、穏やかに安泰に暮らしたい、様々なお気持ちを表す仏様を探すのも良いと思います。
戦国の武将など勝利を祈願して毘沙門天を信仰したり、金運や商売繁盛には大黒天、病魔払いには薬師如来、極楽浄土には阿弥陀如来、芸能上達や財宝には弁財天等々仏様の由来とご利益を理解してご自分に合ったものを選ばれるとよいと思います。

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