純金の指輪は柔らかいのではと聞かれます。
鍛造製法で職人が手作りしたリングは純金に密度、硬度を与えてくれます。鍛造製法とはわかりやすく説明すると刀を作る方法はご存知でしょうか。

 必殺仕事人の鍛冶屋の政、火入れをしてハンマーで叩いている場面がありますが、あのような感じです。
何千度にもなる火の中に純金を入れ、叩きます。何度も繰り返します。その純金をリングの形状にこちらも又、ハンマーを使い職人技となります。結婚リングの純金は数少ないと思います。純金の取り扱いは非常に難しいところがあり、製造過程で間違えてしまうと純金のキラキラと黄金色にはなりません。
純金の取り扱いを得意としていますので、ご希望のデザインで純金リングを作ることができます。

地金叩き
火入れ
地金溶解

幅2mmから3mm、4mm、5mm、6mm、7mm、一番広い幅では15mm作りました。幅が広くなると通常のリングサイズでは手に入りません。1番手から2番手上のサイズになります。4mm位までは通常の甲丸測りで計測になり、5mm以上は平打測りでの計測が指に合うサイズとなります。あまり、平打測りを置いて置くところは少ないようですが、メンズリングで人気ある印台リングは是非、平打測りで計測していただきたいと思います。

鍛造リング
鍛造リング

具体的に言うと他の物質は腐ったり、錆びたりしていずれ変質していきますほとんどはバクテリアや酸素のせいと言われていますが金はその影響を受けません。金は物理的、化学的に超安定の物質、不活性の物質であると言います。王水以外の酸には侵されませんし、高温でも酸素と化合しません。燃えて灰になったり表面の変質がありません。エジプトのツタンカーカーメンの黄金のマスクや柩、永遠不滅を象徴しています。
金には希少性、展延性に富むとかいろいろ特徴はありますが、永遠性こそ金が古来からあがめられている最大の理由だと思います。

是非、結婚指輪として永遠ある指輪つくりませんか。ご希望お聞きします。


純金で作った指輪の色合いは何とも言えない色で仕上がります。まさに黄金色になります。金という物質はこれだけ文明の発達した人類の心の中にも特別な価値を持っています。他にこのような物質を見つけることは出来ません。
なぜ、特別の価値感を持たせるのでしょうか。金の不変性、言い換えると永遠性のによるものです。

鍛造純金リング