ベリルの青緑色のものをアクアマリンと言います。スカンジウムという非常に希な金属がごく微量ベリルに入るとアクアマリンの青緑色が出ると考えられていま す。アクアマリンは普通、長い六方晶系の結晶として発見されています。最も大きなアクアマリンが最も価値があるものだと限らなく濃い青色のアクアマリンが 美しい宝飾品を作っています。4~8カラットの濃い色の石が1カラット当たりでも最も高価とされています。5カラットあるアクアマリンは相当大きく見えます。5カラットあるサファイアより3分の1大きさになります。コランダムは比重が4.0であり、ベリルは2.6だからです。コランダムはベリルよりも重くサファイアは同じ重さではアクアマリンより小さくなるわけです。ブラジルはアクアマリンの重要な産地、熱帯の島マダガスカル島も供給源となっています。その他、南西アフリカ、モザンビク、インド、セイロン、アメリカ合衆国が産出しています。アクアマリンは緑色の色合いを持っていますが石を注意深く加熱することによって取り除くことができます。低い温度で加熱すると緑色から黄色が除かれ青紫色が残ります。輸出されるアクアマリンは大部分熱処理をほどこしているということです。

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