王者の宝石2 サファイア

サファイアは青色のコランダムです。昔の迷信で一目見ただけで蜘蛛を殺してしまうといわれていました。サファイアはルビーとしばしば同じ鉱床に発見され、のルビーよりもずっと多く産出し、大きなサファイアの重さは数百カラットに達するものがあるそうです。結晶は長く細長いものがほとんどのようです。世界でも有名なサファイアはカシミールから出るといわれています。この小さな国はインドと中国を分離するヒマラヤ山脈のザンスカー山系にあります。1881年にザンスカー山系の一つで地崩れがあり、そこに豊富な鉱床のあることが発見されています。発掘されたサファイアはカットしてみると一見透明に見えますが、完全に透明でなく微小な塵状の粒子が入っており、それが宝石をやわらかに輝かせていました。世界中でこのカシミア・サファイアが他のサファイアを評価する基準となっています。このカシミヤ鉱床は現在採掘されていません。最上のサファイヤは今ではタイ又はビルマから採掘されているものがカシミアと言われています。カシミールの山腹にはガードマンがパトロールして不正な採掘をふせいでいるということです。サファイアはアメリカ合衆国でも発見されています。モンタナがそのうち最もよいものを出していますがほとんどのものは小さく、灰色か鋼鉄様の青色をしており、これはサファイアとしてはよい色とは言えないようです。非常に古い宝石入りの時計を持っていればその中にモンタナ・サファイアが入っているかもしれません。なぜならサファイアは非常に耐久性があるので軸受として使われ、有用なサファイアがモンタナ州から産出していたということになります。

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