最近プラチナが安くなり金との逆転現象のままです。プラチナは2004年、2005年と同じ相場の推移です。以前は金製品よりプラチナ製品のほうが遥かに高く、なかなか手が出ませんでした。最近プラチナの指輪でボリュームのある商品を作る方が増えてきました。憧れのプラチナの指輪を今だとばかりにお作りになります。プラチナは何物にも犯されず、未来永劫に錆びる事もなく純白の輝きを保ちます。融点も高く約2000度で溶けるため、火事などの焼け跡からもプラチナの指輪はそのまま出てきて、よく話題になります。

プラチナの特徴は先ず純白である事、銀や他の製品と比べて重厚感がある事です。プラチナは比重か高く鉄の2.7倍の重さがあるのです。
結婚リングなどでは純白が受け入られ、お互い無垢なままで結ばれると考えられプラチナが普及しました。銀はすぐに硫化して黒ずんできますが、プラチナは変化しません。中国等でもプラチナの良さが認識され、いまやジュエリーに関する使用率は世界一の市場にになっています。特にダイヤモンドとの相性が良く、ダイヤモンドの透明感がよりいっそう引き立ち、ダイヤモンドに他の色が写り込まないため、使用されています。東南行くとアジア諸国のダイヤモンド市場の拡大に伴いプラチナの使用も拡大の一途をたどっています。プラチナの価格が安いためボリュームのある指輪やメンズリングの製造が増えてきました。昔、香港のジュエリーショップに行くと金製品しか売っていませんでしたが、最近金ショップ以外のジュエリーショップに行くと、プラチナ製のダイヤモンド製品が70%位の商品構成になっています。プラチナの地金だけの製品の重厚感はなんとも豪華な満足感を得られます。