昨今、純金の結婚リングの問い合わせが際立って多くなりました。ほとんどの宝石店には扱いがなく、柔らかすぎて使えないとか、間違えた情報を伝えています。現在の機械や器具に頼る製法では純金は扱いが極めて難しく、手に負えなくなります。しかし職人の卓越した技術により鍛造(たんぞう)法で作製した純金は十分指輪としての硬度は保ち、純金独特の正に黄金の色を輝き出します。実は結婚リングほど純金が向いているものはありません。

なぜなら純金は永遠に不滅だからなのです。数千年の年月を経ようが、酸化することもなく、硫化することもなく、錆びることもなく何物にも侵されず変色もしません。まさにお二人の愛の証を永遠に約束するものです。一般に見慣れた金とは違い、重厚な存在感と黄金の色合いに安らぎと、充実した満足感さえかもし出します。太古の時代より金に憧れ、金とともに栄えてきた歴史が物語ます。純金を結婚リングの選抜に加えるのも一考かと思います。

一番楽しい時間

お互いの将来を誓い合ってから結婚指輪を選びに雑誌を見て一緒にお店を観て歩きます。一番楽しい時ですね。プラチナにするか?金にするか?デザインは可愛らしい物にするか選択肢はあり過ぎて迷ってしまいますね。そこで大事なポイントがあります。
結婚指輪は長く一生着けているものです。その場の雰囲気、可愛らしさ、店員さんに勧められたから、だと後悔先に立たずになってしまいます。
メーカーならではのお店では聞けないアドバイスがあります。先ず結婚指輪は10年20年と長くお互いを結ぶ大切な証です。なるべくシンプルなもの、デザインがあればあるほど流行があり数年でファションリングの流行遅れの様になってしまい。気後れして出来なくなってしまいます。耐久性があるもの。そこそこ厚みがあり、曲がりにくく、強度がある鍛造製法など最適です。材質は長く変化しなく錆びたり、変色したりしないプラチナ製、又は金製が良く最高なのは純プラチナ製又は純金製が最高です。

純プラチナ、純金は自然界にあるものでは何物にも侵されることもなく錆びたり変色したりする事がありません但し特殊な製法の鍛造製法などで作らないと強度がありません。鍛造製法ですと何十年と長い年月耐え得る強度があります。指輪の形状は基本的に甲丸型(こうまるかた)、平甲丸型(ひらこうまるかた)、平打ち型(ひらうちかた)とあります。これをベースに鏡面仕上げにするか、ヘアーライン仕上げにするか、又は表面に彫金デザインを入れるか、小さなダイヤモンドを入れるか等々選びます。曲線などファションリング的な形は飽きがくるので、極力避けた方が良いでしょう。

材質は40年以上前は18金が殆どでしたが、その後プラチナ900が主体でした。昨今は純プラチナが多くなりまた、金製品が復活して増えてきました。究極は純金です。指輪の幅、厚みも大切な要素です。簡単に曲がったり変形したりするものは結婚指輪としては不向きです。幅も鍛造ハンドメイドなので自由に選べます。厚みも必要です。お気軽にお問い合わせ下さい。幅とのバランスでセンスの良い比率に仕上げます。幅も2mm、2.5mm、3mm、3.5mm、4mm、5mm・・・と何mmでもオーダーできま。まさに究極の鍛造製法による世界で一つのオーダーメイド指輪になります。ジュエリーナカザワは日本では数少ない鍛造製法によるメーカーです。
一生お二人の絆である宝物は納得のいく世界で一つの指輪であるべきと考えています。