結婚指輪の材質には主にプラチナではPt900,Pt950,金ではK18, K18ピンクゴールド、K18ホワイトゴールドが多いが究極は純プラチナ(Pt999)と純金(K24)です。
純プラチナも純金も何物にも侵されず、酸化も硫化もしません。永遠に変色も錆びることも有りません。紀元前数千年の純金の装飾品が何千年の年月を経て発掘されても、錆びることも無くまばゆいばかりの光りを放っています。純プラチナも純金も永遠のものなので結婚リングにはまさに最適です。永遠に愛を誓うしるしとしてこれに勝るものは有りません。
 

それではなぜ結婚指輪に純金と純プラチナを使用しないのでしょう。
純金と純プラチナは扱いが難しく加工が非常に難度で高い技術が必要です。Pt900,Pt950,金ではK18, K18ピンクゴールド、K18ホワイトゴールドなどはプラチナ、金が主体の合金なので硬度もあり融点も低くなり、磨きも簡単になり綺麗に光らせることが出来ます。プラチナはパラジュウムを混ぜます。もしくはわずかに銅を混ぜることもあります。

例えばPt900は90%のプラチナに10%のパラジュウムを混ぜます。18金は75%の金に25%の銀と銅を混ぜます。これらを使う要因は加工性が良いことと硬度があるからです。純金、純プラチナは柔らかく展延性(伸びて、粘り)があります。しかし製造方法と技術力で結婚リングとしても使えるのです。鍛造方式を用いて製造すると硬度が増し硬くなり熟練した技術で磨くと鏡面になり輝いた商品になります。鍛造方式とは刀を作るように火に入れて叩いては締め叩いては締めを繰り返すことにより密度が増し硬度のある商品になります。また混ぜ物をした合金ですと、温泉などで変色したり酸化や硫化は避けられません。純金、純プラチナで作った結婚指輪は結婚の相応しいピュアで永遠に変化することもなく愛の証と成るでしょう。何十年とこれから添い遂げる証の結婚指輪に正にピュアの純金指輪、純プラチナ指輪は最適なものです。
  
従来の考え方のように純金指輪や純プラチナ指輪は柔らかいという概念は鍛造製法で作ることにより硬い指輪となります。なんの混ざりも無い金とプラチナは比重もあり指に着けると存在感と重量感を感じ取れます。鍛造でハンドメイドで作った結婚指輪は機械や鋳造で作った指輪と違い滑らかな指通りで指馴染みが良く、いつの間にか指と一体化して馴染んでいることに驚かせることでしょう。