純プラチナの結婚リング

プラチナは白い光沢を持つ金属です。化学的に非常に安定であるため、装飾品に多く利用され、触媒としても自動車の排気ガスの浄化をなど多方面で使用されています。プラチナは酸化も硫化もせず、一般的には何物にも侵されません。酸に対して強い耐食性を示し、金と同じく王水(硝酸と塩酸を混ぜた特殊な酸)以外には溶けないことで知られています。
  

プラチナは貴金属の中では融点がもっとも高く、1768℃です。約2000度近くで溶解するため、10世紀頃には、南米でも装身具として利用されていましたが、融点まで加熱するのは当時の技術水準では不可能でありましたが、酸素では酸化されないので粉末冶金などと呼ばれる方法で成型していたものと考えられています。

スペイン人による南米への侵略の際に、当時ヨーロッパで珍重されていた銀と勘違いされて略奪され持ち帰られましたが、銀よりも融点が高い白金は銀用の加工設備では溶かすことができず、大量に廃棄されたようです。なんと、もったいない事です。主な産出国は南アフリカ共和国、ロシアです。南アフリカに偏在しているレアメタルのなかでも特に稀少です。世界のプラチナの年間供給量は金の約20分の1で、人類が有史以来手にした総生産量は約4000トンで、金の約30分の1しかありません。

プラチナは日本語にすると「白金」と表記します。「白い金」と解釈されてしまう事、また英語に訳すると「ホワイトゴールド」 (white gold) となることなどから、白金=ホワイトゴールドとされる事がよくあるが、これは誤りです。ホワイトゴールドは金をベースとした合金です。

また、プラチナは比重が高く、プラチナ(比重21.45)は鉄(比重7.87)と比べると鉄の約2.7倍、銀(比重10.50)と比べると約2倍です。銀の10グラムの指輪と同じボリューム、大きさで作ろうとすると20グラムのプラチナが必要です。同じ大きさで10グラムと20グラムの重さの違いが出ます。また先ほどでも記述しましたが融点が非常に高く約2000℃なので非常に扱いが難しく、通常の火力では溶けません。プラチナで指輪や装飾品を作る技術は日本が飛びぬけて高く、世界一の製造技術を誇っています。欧米は銀文化のため殆ど使用されなかったことも大きな要因です。現在に至っては世界中がプラチナの装飾品に着目されるようになって来ました。それは金と同じく永遠に不変だからなのです。何千年へて地中より出てきても変色も錆びることも無く輝きを放っているからなのです。日本では勿論のこと近年欧米でも永遠の誓いの表しとしてプラチナを選ばれる人が多く見受けます。

 

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