貴金属や宝石を測る際に使われる重さの単位、1トロイオンス=31.1035g、1匁(もんめ)=3.75g、1グラム=1.00g、1カラット=0.20gがあります。
印台を製作する場合、匁で打ち合わせしています。重さを表す尺貫法の単位の一つで、一匁(いちもんめ)は一貫(いっかん)の千分の一であり、一匁は3.75グラムになります。

鍛造印台リング

印台を製作する場合、他のリングもですが、指定のリングの重さより重く大きく作り、手作業で重さ、形を形成していきます。HP上で印面の大きさを約で掲載していますがサイズに合わせ職人がバランスをみて仕上げています。重量計りも用いますが熟練職人の手の感覚と目分量は見事なものです。

指輪のバランスと重さを考えると金属には比重があり、この比重も大変重要になってきます。
例えば、K18で5匁(18.75g)と純金(K24)で5匁(18.75g)の印台を作った場合、重さは5匁と同じなのですが大きさが違います。K18と大きさを同じにしたいのならば、純金の方は重さを増やさなければなりません。比重計算をして重さを出していきます。

素材の比重

K2419.3Pt99921.4
K2217.73Pt90019.87
K2016.41Pt85019.19
K1815.22K18PG15.22
K1614.23K18WG16.00

(当社基準の数値ですが割金の成分により比重は多少変動します。)

純金、純プラチナの魅力の一つに体積が小さいながらも重量感があると感じることではないでしょうか。比重とは一辺が1cmの立方体、いわゆるサイコロ状の水の容積の重量1gが基準となり同じ容積で金は19.32g、プラチナで21.45g、銀の場合は10.50gになります。鉄は重いと感じますが比重は7.87gです。

鍛造印台リング
鍛造印台リング
鍛造印台リング

重さ・比重・サイズ・幅・厚さこれらを考え計算された鍛造製品ご提供致しております。


お問い合わせこちら