結婚リングを選ぶリングの幅に3mm幅は定番とされています。ファッションリングは服に合わせ付け替えたりですが結婚リングのはやはりずっと手にはめて過ごすもの。邪魔にならずお洒落に身につけていたいものです。ずっと身につけていたいものだから素材にこだわり純プラチナ、Pt999の純度のまま指輪にしています。貴金属で使うプラチナの純度は千分率で表します。一般にPt900 Pt950 Pt999 と大きく分けられています。
K18WG平打3mm (4)

ジュエリーとして加工する場合、純粋なプラチナでは柔らかすぎる場合もあり、パラジウムなどを含有させたプラチナ合金が使用し、Pt900素材のリングが沢山あります。鍛造工程によってPt999素材をPt900に負けない位、硬度あるリングに作る事ができます。地金を何千度もあるバーナーで溶かし、叩いて、火に入れ、叩いてを何度も繰り返していきます。刀を作る方法と同じ方法です。職人の作業場で写真に収めようとカメラを構えていましたが、職人の指輪を作る工程を目が追ってしまいシャッターを押すことが出来ませんでした。火を使いリング形状にしていく早さに手が止まっていました。
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プラチナはやわらかく粘る金属と言われていますが鍛造により硬度ある金属になります。Pt900はプラチナが90%、Pt950はプラチナが95%含まれる素材を意味します。プラチナを身につけるのなら混ざりけのない純プラチナは魅力あります。色の方も黒みががっていると言われますが、鍛造で作った純プラチナはPt900に引けをとらず、指輪の中の刻印を見なければわからない位プラチナ色の輝きがあります。純度が高い方がアレルギーが起こりにくいと言われているため、金属アレルギーが気になる方はPt999はおすすめな素材です。

2012年4月より、プラチナの刻印表示が変更となっています。Pt1000→Pt999と刻印表示が変更となっています。