純プラチナ(Pt999)甲丸型幅約3mm 3g

ジュエリーの原価は原材料費、加工費、デザイン料、他を加えたものです。原材料費にかかる費用は市場に連動した1gあたりの地金の価格、貴金属の品位、ヘリ、重量で決まります。
【ヘリ】聞きなれない言葉だと思います。ヘリとは商品制作中に粉になって飛んで失われる地金の重量のことを言います。ヘリ率は10%前後となります。加工費は地金を溶解、形成、磨き等になります。
1本1本リングの内側に【手造 純Pt】の刻印打刻しています。

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【鍛造製法】

地金溶解しをハンマーで叩き地金をしめ、火入れと何度も繰り返し手作業でリングに成形します。側面、内面、表面も手作業で削りだして完成させます。滑らかな装着感、質の良い、硬度あるリングに仕上ります。
純金は非常に柔らかくジュエリーには加工性も難しく、日常使いにおける耐久性も難しいとされています。鍛造という技法(金属をハンマー等で叩いて圧力を加える事で、金属内部の空隙をつぶし、結晶を微細化し、結晶の方向を整えて強度を高める)古くから刀工が日本刀など刃物や火縄銃の銃身の製造技法として用いています。鍛造はたんぞうと読みますが、鍛冶屋職人はご存知でしょうか。刀を作る工程に似ています。地金を火入れし、叩きながら作っています。

甲丸型3mm3gのリングは普段使いにさりげなくはめて頂くのはもちろんですが、結婚リングとしても人気がある3mm3gです。サイズは1号~35号まで作る事が出来ます。サイズの方に一つ問題があります。20号までは3gで充分な商品ですが、サイズが大きくなれば円周をとりますので厚みが薄くなります。21号からは重さをつけ厚みをとることお勧めしています。同じ3gで作るとペラペラな商品になってしまいます。
重さが増えると同じ3mm幅でも地金が足される分価格も変わってしまいますが・・幅は3mmで作りますのでペアリングになります。リングの内側には【刻印】も入れることが出来ます。刻印とはリングの内側に数字、アルファベット(大文字)toのみ小文字 ♡(ハート)もOK!で記念日やお名前を入れることです。
例: 2015.4.24 KEIKO to NAMUGIRU

鍛造製法の場合、1本1本手作業で形にしていき、磨きも手作業、完成した商品は量産品とは違い硬度ある指通りのいいリングに仕上がります。

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【彫金彫り】

ご希望によりますが、3mm3gで作ったリング表面に彫金を施すことも可能です。幅が3mmですので洋彫りのデザインを入れることが出来ます。鍛造リングなのでそのままでも充分なリングですが
日本伝統工芸である彫金デザインも人気あります。洋彫りでも花言葉があるデザインが最も選ばれています。
洋彫りのデザインには【スピカ】花言葉:永遠の想い 【忘れな草】花言葉:誠実・ささやかな幸せ 【クローバーリーフ】花言葉:幸福・幸運などがあります。

純Pt甲丸カズラ20125HAB2

鍛造で作ったリングはしっかりとした3gのリングは一押し商品となります。