小さな針状の包含物が平行に走っているクリソベリルはキャッツアイと呼ばれています。本物の猫の目のように黄緑色のものから、かなりうす暗い褐色のものまであります。このアイは色の薄い石でほとんど白色で色の濃い石では青味がかって見えます。スターの出る他の宝石と同じくキャッツアイはその模様が表面でなく石の中にあるように見えるくらい、十分に針状の包含物がなければなりません。宝石研究家がキャッツアイとさすときはクリソベリル・キャッツアイを指します。しかしそのほかにもいろいろのキャッツアイを出す宝石があるのはご存知ですか。アクアマリン、モルガナイト、ゴールデン・ベリルがあります。ブラジルから沢山産出されています。スターの出る石に共通に【フェノメナル・ストーン】といいカボションカットされます。

カボションカット:光の反射ではなく石そのものの光沢や文様を生かすカットの方法

クリソベリル:鉱物の一種 金緑石

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