貴金属は英語でノーブル、またはプレシャスメタルといいます。金属材料学では、金、銀、ロジウム、、パラジウム、イリジウム、プラチナ、銅、水銀を含めています。一般に貴金属はダイヤモンドと同じく単体で産出することが多いので人類に早くから発見されたといわれています。
金もナゲットや砂金の形の自然金として発見され、人類との付き合いも紀元前4000年、オリエントでの青銅文明のころといわれています。金の元素記号Auはラテン語のaurumからきたものです。この語はヘブライ語の光を意味するOrきたものとされ、金はイタリア語でOro(オロ)フランス語ではOr(オール)英語ではGold(ゴールド)独語Goldはサンスクリット語の輝くという意味の語よりきているといわれています。
金という言葉を聞いて、私は次のようなことを感じます。
- お金
金は、貨幣として使用される貴金属です。そのため、金という言葉を聞いて、私はまずお金を連想します。お金は、生活を豊かにしてくれるものであり、また、経済を動かす原動力でもあります。
- 価値
金は、貴重な金属です。そのため、金という言葉を聞いて、私は価値や高級感を連想します。金は、長い間、人類の歴史の中で価値あるものとされてきました。
- 美しさ
金は、黄金色の美しい輝きを持っています。そのため、金という言葉を聞いて、私は美しさを連想します。金は、宝飾品や装飾品によく使われており、人々の目を惹く魅力的な存在です。
また、金という言葉は、次のようなことわざや慣用句にも使われます。
- 時は金なり
時間はお金と同じくらい貴重であるということわざです。
- 金の卵を産むカモ
簡単に利益を得ることができるものや人のことわざです。
- 金に目がくらむ
お金に執着するあまり、正しい判断ができなくなってしまうことわざです。
このように、金という言葉には、さまざまな意味やイメージがあると思います。
- 英語
- gold(ゴールド)
- yellow metal(イエローメタル)
- precious metal(プレシャスメタル)
- 中国語
- 黄金(huángjīn)
- 金(jīn)
- 日本語
- 金(かね)
- 黄金(おうごん)
- 韓国語
- 금(geum)
- スペイン語
- oro(オロ)
- フランス語
- or(オル)
- ドイツ語
- Gold(ゴールド)
- イタリア語
- oro(オロ)
- ロシア語
- золото(zoloto)
- アラビア語
- ذهب(dhahab)
- ヒンディー語
- सोना(sona)
- 日本語以外で「金」と発音されるもの
- 韓国語の「금」(geum)
- 中国語の「金」(jīn)
- タイ語の「ทองคำ」(thongkam)
- ベトナム語の「vàng」(vàng)
- マレー語の「emas」(emas)
- インドネシア語の「emas」(emas)
- フィリピン語の「ginto」(ginto)
また、金の塊のことを「ゴールドバー」と呼びます。これは、英語の「gold bar」から来ています。
金は、世界中で貴重な金属として扱われており、さまざまな呼称で呼ばれています。