宝石は原石のままでも美しく感じますがカットされるとより一層輝きを増します。ダイヤモンドはその代表的な石です。ダイヤモンドが光を跳ね返すブリリアンシーと呼ばれる反射光とプリズムのように光を分散させるファイアと呼ばれる虹彩とシンチレーションという光のフラッシュ効果によって、神秘的な美しさを出せるようになったようになった西暦1700年。ベネチアのガラス職人ヴィンセント・ベルッチが58面をもつダイヤモンドをカットからと言われています。現在のブリリアントカットの原型といわれてます。ダイヤモンドは原石のままでは磨りガラス状で曇っています。美しくカットする技術が発見されていなかった当時はルビーの1/8以下と決められた時代もありました。1919年、トルコウスキーが理論的に光学計算をし発表。それが今日のブリリアント・カットベースと言われています。